毒親ヨシコさんの事件簿

毒親ヨシコさんの事件簿~第4章 毒親の夫婦愛は超ブラック!~ 

nth3son

Once upon a time
昔むかしあるところに、昭和一桁生まれのヨシコさんというお婆さんとユキオさんというお爺さんがいましたとさ。ユキオさんは、糖尿病の不摂生が祟って脳梗塞になり、歩くのが不自由になりましたとさ。

ある日のこと、もふもふエモちゃんと夫の怪獣ブーノが、小さな子供、いいえ三匹の子豚たちを連れて、ヨシコさんとユキオさん宅にお邪魔しました。
ユキオさんは、いつになくしんみりと
“俺がこんな体になっても生きていけるのは、ひとえにバアさんのおかげだ。ばあさんが死んだら俺は生きていけない!”と、ウンウン頷いています。
エモちゃんは、ユキオさんが人前でヨシコさんを褒めるのを、初めて聞きました。ヨシコさんも意外だったらしく、恥ずかしそうにソワソワしています。
そしてその時、

そのとき、
“私が死んだら、あんた自殺しなさい!”どや顔でキッパリ!
“!...”返す言葉もなく、うなだれるユキオさん。
そこまで言うかと愕然とするエモちゃん。
こんなブラックなことを言い合えるなんて、何と愛情の通い合った夫婦、と感動する怪獣ブーノ。

その当時、エモちゃんは、まだ夫に恥じらいがあったようです。自分の両親の仰天会話に、穴があったら入りたい、消えれるものなら消え去りたい、ヨシコさん勘弁して下さい!と心の声。

怪獣ブーノの超勘違いのおかげで、なんとか難局は乗り切りました。ブーノは自分の勘違い発想に”自分で自分をほめてあげた~い!”

〇Learning Points

 夫婦には夫婦の数だけ愛の形があるのですね~。

〇教訓 

 両親の仰天発言に日和ってはいけません。ちゃんと良い方に勘違いしてくれる配偶者が、たまにはいます。

〇追伸

 怪獣ブーノも、ヨシコ&ユキオさんの本性がわかってきて、自分自身に愕然としています。年月が大きな思い違いを解決したようです。

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もふもふエモちゃん
もふもふエモちゃん
毒親ヨシコさんの事件簿の作者
ブログ初心者。 三毛猫ふたりに癒されていて、幸せです。 毒親ヨシコさんに、メンタルが壊されないよう努力がモットー。
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