毒親ヨシコさんの事件簿 〜第13章 正義の味方は、チョッキンチョッキンチョッキンなー!植木三部作 オサチさんが経験した出来事〜
昔むかしあるところに、ヨシコさんという昭和一桁生まれのオオカミ的なおばあさんがいたとさ。ヨシコさんのご乱行に子供達三人衆、エモちゃん、オサチ、エリリン、は心臓が止まる思いをしたとさ。
植木三部作の最終三作目です。第11章エモちゃん宅での出来事、第12章エリリン宅での出来事で、すでにあなたは失神していると思います。この第13章できっとトドメを刺されることでしょう。
ヨシコさんのご乱行はだんだん悪化して、エリリンのメンタルが破壊されてきました。遂にヨシコさんは、オサチの住む町の高齢者施設に入居することになりました。
そんなある日、オサチは施設からの電話を受けたのです。
その時、
その時、施設長さんは、
“お母さんが、お隣のお部屋のおじいさんが大切にしている鉢の木をチョッキンしてしまいました、、、”
オサチ”、、、絶句”
いったいヨシコさんに何が起きたのか!
ヨシコさんの心中は、、、
“私物の鉢を、共有スペースに置いておくのは、持ってのほか!チョッキン”のようです。
オサチ ”ちょい待ち!施設でチョッキンしたのは、隣のおじいさんの亡くなった奥様の代わりに愛でていた植木でした。”
エモちゃんとエリリン ”愕然!!!それって、もしかしてもしかして?”
オサチ ”切ったハサミは子供の爪切りや鼻毛切りに使う切っ先の丸い小さなハサミです。切った後、職員さんに速攻で取り上げられました。”
エモちゃんとエリリン ”、、、”
オサチ ”あのハサミはヨシコさんに乞われて本当はだめだけどまあ良いかなと思って与えたものでした。凄く後悔しました。
あの時はヨシコさんが舌きり雀の婆さんに見えました。”
〇教訓
どんな小さなハサミでも、ヨシコさんに渡すべきではありませんでした。
〇オサチより追伸
オサチは血の気を失いながら菓子折りを携えてお隣さんに誤りに行きました。ヨシコさんも大変申し訳ないことをしたしましたムニャムニャと一緒に謝りましたが、、、
エモちゃんは、もうそれ以上書くことはできません。お隣りのおじい様、ごめんなさい。