毒親ヨシコさんの事件簿 〜第11章 正義の味方は、チョッキンチョッキンチョッキンなー!植木三部作 エモちゃん宅での出来事〜
昔むかしある処に、ヨシコさんという昭和一桁生まれのオオカミ的なおばあさんがいたとさ。ヨシコさんのご乱行に子供達三人衆、エモちゃん、オサチ、エリリン、は心臓が止まる思いをしたとさ。
ある日のこと、怪獣ブーノが帰宅すると、数日前からブーノ宅に来ていたヨシコさんが、お隣りのケン先生、シルバー人材センター責任者のヨッピー先生や町内会の方々と、庭木のことでなにやらシビアに激論していました。ヨシコさんは、ブーノを見た瞬間、”しまった!”という表情をしたそうです。
その時の様子を
その時の様子をブーノは語り始めました。
“記憶を消しました。”
なぜなら、
“あまりのヨシコさんの迷惑な行為に、お隣のケン先生や町内会の方々に謝りに行きました。衝撃が大き過ぎて、すぐさま記憶から消去しました。”
いったいヨシコさんは、何をしでかしたか!真相は闇の中、しかしブーノはわずかに残る記憶から一言、絞り出しました!
“確か、街路樹がナントカとか、、、うー、思い出せない、思い出したくない、、、”
一番よく知っているお隣のケン先生も鬼籍に入り、生き証人はいないのか!
もやもや、モヤモヤ、、、
あれから10数年たち、エモちゃんは真相を解明すべく、当時のシルバー人材センター責任者のヨッピー先生にお話しを伺いに行きました。エモちゃんの家庭菜園で収穫した枝豆を持って、
その時、ヨッピー先生は、
ヨッピー先生は、
”そんなことあったかな~~。何も覚えていないな~~。台風で街路樹が倒れたことはあったけれど、、、”
ヨッピー先生は、大変よく出来たお方でした。
エモちゃんの推測 ”ヨシコさんは、エモちゃん宅の前の街路樹が気に入らなくて、エーイッ、切ってしまおう、と考えたと思われます。ひとりでは無理なので、町内を巻き込んだ大事件に発展しました。ちなみに街路樹は町が植えたものですので、勝手に伐採することはできません。ヨシコさん、そこまでやるか!!!”
〇教訓
ヨシコさんの事件簿ネタの記憶を消さないようにしましょう。いつまでもモヤモヤしまくりです。
〇追伸
ヨシコさんの”チョッキンチョッキンチョッキンなー”はまだまだ続きます。今から心臓に毛をはやしましょう。